アラベス乾の去就は「不安の種」 レンタル移籍終了後の動向にスペインメディア注目
新天地で4戦連続スタメン&初ゴールも記録 アラベスは来季もプレーさせたい意向も…
日本代表MF乾貴士は、今冬にベティスからアラベスへ期限付き移籍、新天地で4試合連続スタメンを張り、現地時間2日のリーガ・エスパニョーラ第26節ビジャレアル戦(2-1)では移籍後初ゴールを挙げた。試合を重ねるごとに存在感を増すなか、注目が集まるのはレンタル期間を満了するシーズン終了後の動向だ。スペインメディアは、乾の去就はアラベスにとって「不安の種」だと報じている。
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2015年に念願のスペインリーグ挑戦を果たした乾は、エイバルでの3年間でリーグ戦89試合11得点の成績を挙げ、今季開幕前に古豪ベティスに完全移籍。しかしリーグ戦出場は8試合、うちスタメンは5試合にとどまり、日本代表として参戦していたアジアカップ中の1月24日、アラベスへの期限付き移籍が決定した。
2月11日のリーグ第23節レバンテ戦(2-0)で新天地デビューを飾り、そこから4試合連続でスタメン出場。3月2日のビジャレアル戦では、リーグ戦では約10カ月ぶり、移籍後は初となるゴールを挙げるなど、右サイドの第一オプションとして存在感を示している。
熾烈なUEFAチャンピオンズリーグ出場権争いを繰り広げるなか、現地メディアもベティスからのレンタル期間はシーズン終了までの乾の去就が気になるようだ。スペインメディア「GOL digital」によれば、アラベスはサイドの主力であるスペイン人MFジョニー(マラガから期限付き移籍)と乾を来季もプレーさせたいと考えているという。
「アラベスは今夏もプロジェクトを継続できることを望んでいる。クラブはすでにベストフットボーラーをチームにキープできるように働きかけているが、それが不可能になる状況を警戒している。2人の選手がクラブにとって不安の種だ。1人目はジョニー。アラベスはマラガと長い間交渉してきた。2人目はタカシ・イヌイだ。良い形でシーズンを終えれば、彼はベティスに戻れる権利を手にできるだろう」
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