なぜ、現役Jリーガーが転身? 「桐光のディ・マリア」がフットサル選手となった理由
MF橋本裕貴、Jリーグ3部福島ユナイテッドFCからFリーグ2部Y.S.C.C.横浜へ
Fリーグ・ディビジョン2のY.S.C.C.横浜は8日、Jリーグ・ディビジョン3の福島ユナイテッドFCで活躍していたMF橋本裕貴の加入を発表した。
橋本は桐光学園高在学中に出場した第91回全国高校サッカー選手権大会で活躍。「桐光のディ・マリア」と呼ばれた左利きのテクニシャンだ。桐光学園卒業後、中京大で10番を背負い、卒業後にはJ3の福島ユナイテッドFCに加入していた。昨季限りで福島を退団した橋本は、J3のY.S.C.C.横浜のセレクションを受けていたところ、F2の横浜の渡邉瞬GMに声をかけられ、Fリーガー転身を決めたという。JリーグからFリーグに戦いの舞台を移す橋本にインタビューを行った。
◇ ◇ ◇
――Jリーグの選手がFリーグでプレーするようになるのは久しぶりですが、フットサルをやろうと思ったきっかけを聞かせてください。
橋本 最後にフットサルをしたのは、高校3年生の時ですね。高校サッカー選手権が終わって一段落した時に、中学時代の同級生たちと大会に出たのが最後です。中学の時にフットサルをやったことがありましたし、当時も「サッカーよりフットサルの方が合っているのかな」と思ったのですが、その後もサッカーを続けていきました。サッカーでは足元が得意な方なので、自分の良さを出せるかなと思い、フットサルに挑戦しようと思いました。
――最初にJリーグのY.S.C.C.横浜のセレクションを受けていたと聞きました。
橋本 はい。そこで横浜の渡邉瞬GMに「フットサルをやってみないか」と誘われたんです。ほかにもサッカーのクラブからもオファーをいただいたのですが、口説かれましたね(笑)。
――条件的にはサッカーチームの方が良かったのではありませんか?
橋本 金銭面や環境は、全然サッカーの方が良かったのですが、サッカーの地域リーグよりも、Fリーグっていう舞台で自分の力を試したいという気持ちが強くなりました。
――実際にFリーグの試合ってどれくらい見たことがありますか?
橋本 僕の実家は相模原なのですが、一度だけ町田の試合を見たことがあるんです。横浜の公式戦は、全日本フットサル選手権で見たのが初めてでした。これは試合を見てというよりも、実際に練習に参加してプレーした印象なのですが、サッカーとは全然違いますよね。違うスポーツくらいの感じですよね。
――よくバスケットボールに近いといわれます。
橋本 そうですよね。動き方はバスケットボールに近いのかなと思いますが、サッカーと似たところもあって、サッカー選手にしかできないような動きを僕ができたらなと思います。
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