レアルが崩壊危機 主将ラモス、会長の“追放発言”に激昂「最悪の瞬間にクラッシュ」

レアルDFラモス【写真:Getty Images】
レアルDFラモス【写真:Getty Images】

CLベスト16敗退にペレス会長が選手を糾弾 主将ラモスと衝突して口論に発展

 レアル・マドリードは現地時間6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2戦でアヤックスに1-4で敗れ、2戦合計スコア3-5で敗退に追い込まれた。前人未到の4連覇を逃したその夜、舞台裏ではフロレンティーノ・ペレス会長と出場停止だった主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが衝突したとスペイン紙「AS」やスペイン紙「マルカ」が言及。クラブ内に不穏な空気が漂っている。

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 CL3連覇中だったレアルは、決勝トーナメント1回戦でアヤックスと激突。敵地での第1戦を2-1で制し、余裕を持って第2戦に臨んだが、本拠地サンチャゴ・ベルナベウでは1-4と大敗を喫した。

 第1戦で累積警告消化のために意図的に警告をもらったと発言し、出場停止処分を受けていたラモスはスタンドからチームの敗退を見届けることになった。ラモスは試合中にドキュメンタリー番組の撮影をしていたことも明らかとなって非難が集中しているが、試合後のロッカールームではペレス会長と衝突し、口論なったとされている。

 記事によれば、ペレス会長が試合後に選手たちを糾弾したことに対してラモスが反発。夏に退団したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)に代わるストライカーを獲得できなかったことを指摘して、選手だけでなくフロントにも責任があると反論したという。

 2人の口論はさらにヒートアップ。ペレス会長はラモスをクラブから追放する激昂すれば、ラモスは残りの契約分の給与が支払われるのであれば出ていくと語ったという。

 これでレアルは国王杯(コパ・デル・レイ)、CLと2つのコンペティションから敗退が決定。タイトルの可能性が残るのはリーグ戦のみだが、レアルは現在3位で首位バルセロナとは勝ち点12差がつく厳しい状況となっている。

 ラモスとペレス会長の衝突について、マルカ紙は「エル・ブランコにとってシーズン最悪の瞬間にクラッシュが起きた」と伝えている。3シーズンにわたって欧州王者に君臨し続けた“白い巨人”の崩壊が始まっている。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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