英2部FW、驚愕の“背面ボレー弾”が話題沸騰 「想像の域を超越」「プスカシュ賞確実」
ダービー・カウンティFWベネットの圧巻アクロバティック弾が反響拡大
イングランド2部ダービー・カウンティFCに所属する22歳のイングランド人FWメイソン・ベネットが驚くべきゴールを決めて反響が拡大。圧巻のアクロバティックな“背面ボレー弾”に「想像の域を超えている」「プスカシュ賞はほぼ確実」と海外メディアも熱視線を送っている。
現地時間5日の2部リーグ第33節ウィガン戦(2-1)で驚愕のゴールが誕生。前半25分に先制点を献上したダービー・カウンティだが、後半17分に会場騒然の一撃が飛び出した。
イングランド人DFスコット・マローンが左サイドからクロスを送り、相手のペナルティーエリア内で反応したのがベネットだ。タイミング良く走り込んだかに思われたが、ボールはベネットのやや後方に流れた。すると、走り込みながら相手ゴールに背を向ける体勢となったベネットは、そのまま倒れ込むように体を大きく開いてジャンプ。自身の目の前を通過したボールに対して左足でキックすると、相手GKの頭上を越える軌道を描いてネットを揺らした。
英メディア「スポーツ・バイブル」は「どうやったんだ? これこそ本物の魔法だ!」と驚きを持って報じていたが、地元紙「ダービー・テレグラフ」も、「ベネットのゴールはフットボール界を騒然とさせている」と言及。「メイソン・ベネットがオリビエ・ジルーとモハメド・サラーの足跡をたどる?」と記し、2017年のフランス代表FWオリビエ・ジルー(現チェルシー)、2018年のエジプト代表FWモハメド・サラーに続いて、FIFA年間最優秀ゴールである「プスカシュ賞」に相当するとの見解を示している。
また、反響はイングランドを飛び出し、フランス紙「Le Dauphine libere」は「クレイジーボレー」と報道。米メディア「The18」も「想像の域を超えている」と触れ、「2019年のプスカシュ賞は確実」と伝えている。
ベネットはU-16、U-17、U-19と年代別のイングランド代表に選出されてきた一方、これまでプレミアリーグでのプレー経験はないが、ウィガン戦の一撃で一役脚光を浴びている。
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