マンU新鋭の軽妙バックヒールパス、“最優秀スキル”選出で反響 「ムバッペを凌駕」

ラッシュフォードが2ゴールに絡む活躍で劇的な逆転突破に貢献
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間6日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。ホームで行われた第1戦を0-2で落としていたなか敵地で3-1と勝利し、合計スコア3-3ながらアウェーゴールの差でベスト8に駒を進めた。イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは劇的な逆転突破を手繰り寄せる決勝PKを決めたが、CL公式はこの日の最優秀スキルを決める「スキル・オブ・ザ・デイ」に前半15分の巧みなバックヒールパスを選出している。
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ユナイテッドは主力の負傷離脱が相次ぎ、野戦病院と化した絶体絶命の状況下で敵地に乗り込んだ。逆転でのベスト8進出には3得点以上を必要とする厳しい条件のなか、前半2分にバックパスをかっさらったベルギー代表FWロメル・ルカクが早々に先制点を奪うも、同12分に追いつかれてしまう。しかし同30分、ラッシュフォードがペナルティーエリア手前から強烈なミドルシュートを放つと、相手GKジャンルイジ・ブッフォンがこぼしたボールを再びルカクが押し込み、勝ち越しゴールを決めた。
そして後半アディショナルタイム、途中出場のポルトガル人DFジオゴ・ダロトのシュートが相手DFプレスネル・キンペンベの腕に当たりVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)確認の対象に。その結果、ハンド判定によりPK獲得に成功した。これをラッシュフォードが確実に決め、3-1で勝利した。