ジェラード、ランパードの座を継ぐイングランドの若武者 指揮官も絶賛

バークリーがエストニア戦でMOMに選出

 イングランド代表のロイ・ホジソン監督は、2-0と勝利を収めた9日の欧州選手権予選エストニア戦で活躍したエバートンのMFロス・バークリーに対し、「称賛を受けるべき器だ」と賛辞を贈った。英メディア「スカイ・スポーツ」が報じている。
 先発出場を果たしたバークリーは前半45分、左サイドのバイタルエリアから針に糸を通すような右足でのピンポイントパスを送り、ボックス内でMFセオ・ウォルコットがゴール右隅に右足で流し込み、先制点を奪った。
 その後も、積極的にシュートやパスで試合をコントロール。この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。ホジソン監督は、バークリーのパフォーマンスに賛辞を惜しまなかった。
「いまやチームにとって非常に重要な存在となった。年齢を重ねて成熟してきた。エバートンでの彼のパフォーマンスを見てきたが、代表でも同様のクオリティーを示してくれた。ロスは今日、多くの称賛を受けているが、それに値する器だ」
 イングランドの中盤はこれまで、MFスティーブン・ジェラードやMFフランク・ランパードのように、強烈かつ繊細なキックの持ち主がピッチ中央に君臨してきた。この2人の英雄が代表のユニホームを脱いだ今、同様にキックを武器とするバークリーが、スリー・ライオンズの新たな要として、その期待を一身に背負っている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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