ザック評価急落 母国イタリア次期代表監督就任消滅へ!?
記事によると、プランデッリ監督はウルグアイ戦での0-1の敗戦を受け、イタリアサッカー協会のジャンカルロ•アベーテ会長と会談の席についた。「会長と話をした。辞任したことを認める。プロジェクトが失敗に終われば、責任を取ることは正当なこと。プロジェクトの失敗は私の責任だ」と、カルチョの国の戦術家は潔く辞意を表明した。さらに、アバーテ会長も引責辞任することになるという。
その一方で、ガゼッタ紙は後任人事について、元ACミランのマッシミリアーノ•アッレグリ監督と、元ガラタサライのロベルト•マンチーニ監督の就任の可能性が高くなったと報道した。
ウディネーゼのフランチェスコ・グイドリン監督、元ゼニトのルチアーノ・スパレッティ監督、そして、日本を率いたザッケローニ監督も母国の代表監督の後任候補だったという。だが、同紙は「世代を変える。元ミランとガラタサライ監督がより有力で2016年のヨーロッパ選手権に向けて始動する」と、カルチョのニュージェネレーションへとバトンが渡ると分析している。
ザッケローニ監督は、ブラジルW杯ではベンチワークのミスを自ら認めるなどの低調な采配に終わり、日本代表を決勝トーナメント進出に導けなかった。25日付のイタリア各紙からは、コロンビア戦での采配に軒並みチーム最低点を付けられるなど、母国での指導者としての評価はここにきて急落していた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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