英専門誌が発表「史上最高のオウンゴール15選」 1位はドライブシュート彷彿の芸術弾
トットナムDFのオウンゴールをきっかけに英誌が「史上最高のオウンゴール」を特集
トットナムのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーは、2月27日に行われたプレミアリーグの第28節チェルシー戦で不可解なオウンゴールを決めて、大きな話題を集めた。GKウーゴ・ロイスとの呼吸が合わずにゴールに流し込む形になった1点だったが、この得点をきっかけに、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」は、「史上最高のオウンゴールベスト15」を発表した。
選ばれたオウンゴールは、笑ってしまうもの、同情してしまうもの、なぜそうなったのかと疑問を感じるものが揃っている。15位に選ばれたのは、当時クリスタル・パレスのDFトニー・ポポヴィッチが相手のセンタリングに対してヒールで合わせたオウンゴール。ポポヴィッチのかかとに当たったボールは、美しい軌道を描き、左ポストの内側を叩いてゴールへ決まった。
14位の当時アーセナルに所属していた元カメルーン代表DFローランのゴールは、「FWがゴール前で冷静にいるためには、どうすればいいかを示したお手本」と称されるドリブルシュート。13位には、1991年にアーセナルのDFリー・ディクソンがGKデビッド・シーマンの頭上を華麗に越したループシュートが選出された。バックパスルールは92年から導入されたが、1年早ければ、おそらくこのオウンゴールは生まれなかっただろう。12位には、リバプールDFジミ・トラオレがゴール前でルーレットのように決めたオウンゴールが入っている。
衝撃的なのは、11位に入ったマッカビ・デル・アビブGKアッサフ・メンデスのオウンゴールだ。強風のなかで行われた試合で、メンデスは味方がヘディングでバックパスしたボールをキャッチ。ボールを置き、ロングキックを蹴った。上空に上がったボールは風に押し戻されて、メンデスの守っていたゴールの左隅に吸い込まれていった。記事には、「これをオウンゴールに入れるのは、不公平な気がするが」と注釈が入っているが、まさに“超常現象”的なゴールだ。
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