アヤックスに1-4の大敗でCL敗退決定　1週間で3つのタイトルがほぼ消滅

　レアル・マドリードは現地時間5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦、アヤックスとの第2戦に1-4で敗れ、合計スコア3-5で同大会4連覇の夢が脆くも砕け散った。この1週間で3つのタイトル獲得の可能性がほぼ潰えた状況に、選手たちも大きなショックを受けている。

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　敵地での第1戦を2-1と勝利していたレアルだが、本拠地サンチャゴ・ベルナベウには信じられない光景が広がった。前半7分、18分と立て続けにゴールを許してリードを奪われると、微妙な判定があったとはいえ後半17分にこの日3点目を許す。同25分のMFマルコ・アセンシオのゴールは微かな希望をもたらしたが、その2分後にはMFラッセ・シェーネの直接FKで万事休した。

　あまりの不甲斐なさに、ベルナベウに詰めかけた観客は試合終了前に続々と帰っていった。先週行われたスペイン国王杯準決勝第2戦、そしてリーガ・エスパニョーラで宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”に連敗。国王杯からは敗退し、2シーズンぶりのリーガ制覇も遠のいた。負の連鎖はアヤックス戦でも止まらなかった。

　CL3連覇を支えたメンバーも放心状態だ。ドイツ代表MFトニ・クロースはスペインのラジオ局「COPE」に対してこのように話している。

「僕らは最高のレベルに達し損ねたと見られるだろう。そして僕もそれを認めざるを得ない。国王杯ではいいプレーをしたと思うのだが、0-3で敗れた。そこですべてが難しくなった。悪いシーズンがあるのは普通のこと。過去3年間が普通ではなかったのだと思う」

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