「24歳で日本に行くとは…」 神戸移籍秒読みのサンペール、決断支えたイニエスタ以外の人物

神戸への入団が決定的となったMFサンペール【写真:Getty Images】
神戸への入団が決定的となったMFサンペール【写真:Getty Images】

バルサで“お別れ会見” 「簡単な決断ではなかった」

 J1リーグのヴィッセル神戸への入団が決定的となった24歳のスペイン人MFセルジ・サンペール。現地時間5日に下部組織時代から長年所属したバルセロナとの契約解除合意が発表され、同日に“お別れ会見”に臨んだ。スペイン紙「マルカ」によると、神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタからの誘いの電話とともに、元スペイン代表DFジェラール・ピケもこの移籍の一端を担っていたようだ。

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 会見にはトップチームを率いるエルネスト・バルベルデ監督らが出席した。不動のアンカーとして活躍するスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツの後継者として10代の頃から期待されたサンペールだが、トップチーム昇格後は負傷続きで、その潜在能力を出し切れなかった。そのなかで今回のJリーグ行きを決断したのは、バルサに縁深い人々の存在があったからだという。

「アンドレスがカギだった。彼は何度も僕に電話してくれて、『日本は成長するには素晴らしい場所だよ』と伝えてくれたんだ。そしてピケも、このニュースを僕にくれた1人で、それはとても嬉しいことだった」

 昨夏から神戸でプレーするイニエスタからのアドバイス、そしてバルサと神戸のメインスポンサーである楽天の三木谷浩史会長と強い結びつきを持つピケから、移籍についての打診があったことをうかがわせる。24歳にして日本に渡るという選択には、現地でも疑問の声が挙がっていると「マルカ」紙は触れているが、本人のコメントもこう紹介している。

「これは簡単な決断ではなかったよ。24歳で日本に行くということは僕自身も考えていなかった。ただ、この(ヴィッセルの)プロジェクトの背景を知ったんだ。僕はここで愛され、大切にされることを知った。そして今に集中したいと思う」

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