モウリーニョ、レアル復帰に前向き 「私は問題ない」「過去5年、欧州で並外れていた」
「おそらく問題になるのは、プライドだろう」と言い、近年のレアルを絶賛
昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任したジョゼ・モウリーニョ氏が、衛星放送「ビーイン・スポーツ」の中継にスペシャルゲストとして出演し、古巣レアル・マドリード復帰の可能性について語っている。
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モウリーニョ氏は2010年から13年まで3シーズンにわたってレアルを率い、リーガ・エスパニョーラとスペイン国王杯を一度ずつ制した。当時バルセロナを率いていたジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ監督)とのライバル対決も見ものの一つだった。
ユナイテッドの監督を退任し、現在は解説者などの仕事をこなしているモウリーニョ氏だが、近い将来、再び監督として現場に復帰する意思があると発言していた。以前から古巣のレアル復帰も噂されるなど、新天地が注目されているが、モウリーニョ氏は過去に指揮を執ったことのあるクラブへの復帰の可能性について言及している。
「過去に指揮したことのあるクラブに戻る可能性? もし、それが正しいクラブで、正しい組織で、そして正しい野心があると思えるところであれば、私にはまったく問題がない。以前に働いたことのあるクラブが戻ってきてほしいと考える時は、おそらく問題になるのは、プライドだろう」
また、近年のレアルについては「過去5年間、レアル・マドリードはヨーロッパで並外れていて、とても素晴らしかった。私が指揮していた時代も含めた約7年間では、(UEFAチャンピオンズリーグで)7回の準決勝進出を果たしている。そして、この5年では4回の決勝進出で、4回の優勝だ。本当にアメージングだ」と称賛を惜しまなかった。
今後の去就はまだ分からないが、モウリーニョ氏自身はレアルに対してオープンな様子。果たして、“スペシャル・ワン”が再びサンチャゴ・ベルナベウで指揮する姿を見ることはできるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)