ベイル代理人、クラシコ交代時に口笛を吹いたレアルファンに苦言 「不義理だ」
ベイルがチームに貢献していることを強調し、レアル退団の噂を否定
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルの代理人が、米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューに応じた。そのなかで、現地時間2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節バルセロナ戦(0-1)でベイルの交代時に同選手に対して口笛を吹いたファンを「不義理だ」と批判した。
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今季、公式戦で通算13得点をマークしているベイルだが、サンティアゴ・ソラーリ監督の下ではベンチスタートが続いており、バルセロナとの“クラシコ”で先発復帰を果たした。ところが思うような活躍を見せられず、後半16分にスペイン代表MFマルコ・アセンシオと交代になる。すると、交代の際に一部のファンから口笛を吹くなどの野次が飛んだ。
ベイルはその1週間前に行われたレバンテ戦(2-1)の際には、試合を決めるPKを決めて勝利に貢献した。しかし、ゴール直後に背中から抱き合って喜ぼうとしたスペイン代表MFルーカス・バスケスに一瞥もくれず振り払い、スタスタとセンターサークル方向に戻っていって祝福の気持ちを表さず。この行動が批判の的となっていた。
ベイルの代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は、「ファンは不義理だ。彼らは、彼(ベイル)や彼の決めたゴールのことをこれから何年も話し続けるというのに」と述べた。2014年と18年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でレアルを優勝に導いたゴールを含め、これまでチームのためにベイルが行ってきたことを思い出すべきだと苦言を呈した。
ブラジル代表DFマルセロとベルギー代表GKティボー・クルトワがインタビューで、ベイルがほとんどロッカールームでスペイン語を話さないことから、チームメートに「ゴルファー」のあだ名を付けられていることを明かした。スペイン紙「マルカ」は先ごろ、このインタビューに対して、ベイルが怒っていると報道。同じくスペインの「AS」紙では、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長が今夏に、ベイルの放出を画策していると報じていた。
ところが、これらの噂に関してバーネット氏は否定。「メディアも不義理だが、それほど重要なことではない」と口にしている。そして、レアルとの契約が22年まであるベイルが、クラブに残ることを望んでいるとともに、レアルの幹部やソラーリ監督との関係も良好だと述べている。バーネット氏の言うことが事実で、このまま騒動が沈静化していくのか。それとも火種は大きくなっていくのだろうか。
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