無失点への思い　「僕がゴールを守れば負けることはない」

　そうした厳しいスタートにも西川は「僕は勝っていない状況はポジティブに捉えています。自分たちはもっと、シーズン最初に勝てない時期を経験したことがある。その過去を生かしながらこの先を戦うべき。いけないのは慌てること。自分たちの力を信じて戦っているので、明日もそうする。僕がゴールを守れば負けることはないので、強い責任感を持ってゴールを守りたい」と、ブレない精神の重要性を強調した。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　ACLで浦和は2回の優勝を経験し、西川は17年の優勝時にGKとしてピッチ上で歓喜の瞬間を味わった。昨季は出場を逃した大舞台だが、守護神は「まずこの浦和レッズというクラブがアジアの舞台に戻って来られたことを嬉しく思っている。戻るにあたり、自分たちの力で天皇杯を勝ち取ったからには、思う存分アジアの舞台を楽しみたい」と、初戦から全力でぶつかることを誓った。