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テア・シュテーゲンの“宣戦布告”をレーブ監督が容認 「ノイアーらへの口撃ではない」
熾烈を極めるドイツ代表の正GK争い 注目されるレーブ監督の選択は?
ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は、バルセロナで守護神を務めるドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがDAZNのインタビューでドイツ代表GKマヌエル・ノイアーに挑戦する意思を示した件について言及。「ノイアーやコーチングスタッフへの口撃ではない」と語りつつ、テア・シュテーゲンの意見を尊重している。スペインメディア「フットボール・エスパーニャ」が報じた。
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2014年にドイツのボルシアMGからバルセロナへ移籍したテア・シュテーゲンは、移籍当初こそ戸惑いがあったが2016-17シーズンから守護神の座を確保。そこから年を重ねるごとに評価を高め、現在ではクラブの絶対的なGKとして立ち位置を確立した。
しかし、ドイツ代表ではバイエルンのノイアーの影に隠れることが多く、これまでは2番手の立場に甘んじてきた。2017-18シーズンはノイアーの怪我によって代表の守護神を務めることが多かったが、昨年のロシア・ワールドカップでは怪我から復帰したノイアーが正GKとして出場。最後まで出場機会を得ることができないまま、大会をあとにした。
そういった状況に満足できないテア・シュテーゲンは、DAZNのインタビューで欧州選手権(EURO)2020の守護神の座をつかむために、ポジション争いでノイアーにプレッシャーをかけるつもりだと主張。「今後、数カ月のうちにスターティングメンバーになる」というテア・シュテーゲンの決意表明を歓迎したレーブ監督は、今回の件に関して自身の見解を示している。
「彼が言ったことはまったく問題ない。これはノイアーやコーチングスタッフへの口撃ではないよ。彼は野心的であり、言う権利がある。彼はここ2、3年で本当に素晴らしいGKになっているからね。ドイツに2人のワールドクラスのGKがいることを嬉しく思う。そして、マークはEURO2020予選でチャンスを得るだろう。2人とも素晴らしいレベルにいるので、何が起きるか見てみることにしよう」
テア・シュテーゲンとノイアーの守護神の座をかけたハイレベルな争いは、どんな結末を迎えるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)