ユベントス戦黒星のナポリ監督、守護神の退場判定に異論 「ロナウドに触れていない」
前半25分、抜け出したロナウドをナポリGKメレトが倒して一発退場
イタリア・セリエAの首位決戦は、首位ユベントスが敵地で2位ナポリに2-1で勝利した。この結果、残り12試合で両チームの勝ち点差は16に広がり、ユベントスは8連覇に大きく前進した。勝敗の行方を大きく分けたのが、前半に起こったナポリGKアレックス・メレトの退場処分だった。ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督は、試合後に衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューで、当該プレーをユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドのダイブだと主張している。
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拮抗した0-0の試合が大きく動いたのが前半25分だった。ナポリDFケヴィン・マルキュイがメレトに出したバックパスが中途半端になったところに、ユベントスはロナウドが猛然とプレスをかける。先にボールに触ったロナウドに対して、メレトがスライディングをして倒してしまった。これを決定的な得点機会の阻止と判断したジャンルカ・ロッキ主審はレッドカードを提示し、ナポリは10人になった。
このファウルで得たフリーキックをボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチが直接決め、さらに前半のうちにショートコーナーから追加点を挙げ、ユベントスが2点をリードした。後半2分にピアニッチが2枚目のイエローカードを提示されて退場となった後にナポリは1点を返したが、その後のPK失敗もあり同点に追いつくことはできなかった。
試合後、アンチェロッティ監督は守護神メレトの退場処分に異論を唱えている。
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