レスター新監督、岡崎ら“30代のベテラン”に期待 「スカッド全体をより良くしていける」

「ベテランも大事」 実績十分の“ミラクル・レスター”組にも言及
しかし、それはベテラン選手を切り捨てることを意味しているわけではない。2015-16シーズンのプレミアリーグ初制覇に貢献したベテランもまだチームには残っており、ロジャース監督も若手とベテランの融合を目指すつもりだ。
「同じように、31歳や32歳で、少しピッチから遠ざかっているようなベテランも大事だ。セルティックでもそうだったように、私はスカッド全体をより良くしていけると信じているよ」
ロジャース監督はこのように語った。不動のエースとして君臨するヴァーディ(32歳)を筆頭に、FW岡崎(32歳)やデンマーク代表GKカスパー・シュマイケル(32歳)、元オーストリア代表DFクリスティアン・フックス(32歳)、DFダニー・シンプソン(32歳)といった「ミラクル・レスター」の一員だったベテラン選手はいまだ健在。新戦力の北アイルランド代表DFジョニー・エバンス(31歳)も含む、実績十分の選手たちにも活躍の場がしっかりと与えられそうだ。
新体制初陣となった3日のプレミアリーグ第29節ワトフォード戦は1-2で敗れ、岡崎もベンチ外だったが、レスターはどこまでチームを立て直すことができるのか。かつてリバプールで優勝争いを経験しているロジャース監督の手腕に注目だ。