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バルサが狙う“二匹目のどじょう” 元オランダ代表カイトに興味か
過去にはベテランFW獲得の成功例も
今夏のJリーグ移籍も浮上した、フェイエノールトの元オランダ代表FWディルク・カイトが、バルセロナによもやの移籍を果たす可能性が浮上している。スペイン地元紙「スポルト」が報じている。
カイトは現在35歳。攻守に豊富な運動量を見せるハードワーカーは、多くのポジションをこなせる多様性が武器で、リバプール時代に輝きを放った。その万能型アタッカーは今夏の移籍市場でJリーグ移籍のウワサも浮上したが、フェネルバフチェから1年契約でオランダの古巣に復帰した。キャリアの晩年を迎えた格好となったカイトだが、思いがけないオファーが届く可能性が急浮上しているという。
バルサにはベテランの緊急補強が奏功した過去がある。セルティックで伝説的な名手だった元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーションを2004年シーズンに格安の移籍金で補強したが、33歳のベテランは2年間でリーグ連覇とUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献した過去がある。
ラーションの再来と期待されるカイトは、今季フェイエノールトで7試合4得点と活躍しており、ルイス・エンリケ監督は移籍禁止措置解禁となる1月の移籍市場での獲得を真剣に検討しているようだ。
カイト以外にもバルセロナはレッドブル・ザルツブルクFWホナタン・ソリアーノ、バレンシアFWアルバロ・ネグレド、アル・ラーヤンでプレーするバルセロナ出身の元スペイン代表FWのセルヒオ・ガルシアといったベテランもリストップしているという。カイトの衝撃の移籍は実現するのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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