「リーガの歴史を作った」 殊勲弾の乾を海外メディアが絶賛「欧州の夢をもたらす」
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敵地でのビジャレアル戦で決勝ゴール、2-1の勝利に貢献
アラベスの日本代表MF乾貴士は現地時間2日、リーガ・エスパニョーラ第26節ビジャレアル戦に先発出場し、決勝弾を奪い2-1の勝利に貢献した。海外メディアは乾の活躍を称えつつ、この移籍後初ゴールにより「リーガの歴史を作った」と報じている。
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乾は右ウイングで4試合連続の先発出場を果たした。アラベスは後半9分に得たCKをDFギジェルモ・マリパンが頭で合わせ先制するも、同16分にVAR判定の末にPKを与えてしまい、同点に追いつかれてしまう。しかし、1-1で迎えた同32分に乾がチームに歓喜をもたらす。
自陣からのロングフィードを受けたMFホニが左サイドを突破しペナルティーエリア内に侵入し横パスを出すと、ゴール前に走り込んだ乾が相手GKの逆を突くチップキックをゴール左に流し込み、勝ち越しゴールを奪った。結果的にこれが決勝ゴールとなった。
乾の移籍後初ゴールに海外メディアも反応。スペイン紙「マルカ」は「乾がアラベスに欧州の夢をもたらす」と紹介し、シーズン前は残留が目標だったアラベスが4位に浮上したことについて「魔法の順位」と綴った。現在では残留どころか、来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場の夢すら視野に入ってきていることを主張している。
一方、衛星放送「FOXスポーツ」は「日本代表選手がリーガの歴史を作った」と見出しを打ち、乾が異なる2つのスペインクラブ(エイバル、アラベス)でゴールを奪った最初の日本人選手になったことを説明している。前所属のベティスでは出番を失っていたが、アラベスで再び輝きを取り戻している。
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