「日本でも“殺し屋”」 殊勲のビジャに母国メディアも絶賛「スペインの伝説的7番」
ビジャの移籍後初ゴールが決勝点となり、神戸が鳥栖を1-0で下す
ヴィッセル神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャは、2日のJ1リーグ第2節サガン鳥栖戦で移籍後初ゴールとなる決勝弾を叩き込み、1-0の勝利に貢献した。この活躍を受けて母国スペインメディア「Deportes Cuatro」は「ビジャは依然として日本でも“殺し屋”。トーレスのチームをゴールで打ち砕いた」と報じている。
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開幕戦でセレッソ大阪を相手に0-1と敗れた神戸は、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスを擁する鳥栖をホームに迎えた。最前線に入ったビジャは前半34分、スルーパスに抜け出しペナルティーエリア内で力強く右足を振り抜くも、強烈なシュートはバーを叩き、惜しくもゴールとはならなかった。
しかし、0-0で迎えた後半9分、MF山口蛍のロングフィードを相手守備陣がクリアミスすると、ビジャがボールを拾って相手GKとの1対1の場面で冷静にゴール左隅に流し込み、移籍後初ゴール。結果的にこれが決勝弾となった。
記事では、「Jリーグにはスペインの歴史上で最高の選手が3人在籍している」と説明。「ピッチ上で友人たちが再会を遂げることになった日は、ビジャにとっても初主演を飾る瞬間となった」と綴り、殊勲のエースを「スペインの伝説的7番」と表現している。
全盛期にはスペイン代表の歴代最多得点記録を樹立したビジャは、キャリアの晩年に差し掛かってもなお輝きを放つ。昨季まで在籍していたニューヨーク・シティFCで2016年にリーグ戦23ゴールを記録して年間MVPを受賞。フィニッシャーとしての能力は衰えることを知らない。Jリーグでも2戦目でチームを救うゴールを奪い、幸先の良いスタートを切っている。