バルサがクラシコ連勝! ラキティッチの決勝弾でレアルを敵地で1-0撃破
バルサはリーガ3連覇へ大きく前進、レアルは勝ち点差「12」に広がる痛恨の敗戦
レアル・マドリードとバルセロナによる伝統の“エル・クラシコ”が、リーガ・エスパニョーラ第26節の一戦として現地時間2日に開催され、アウェーのバルセロナが1-0で勝利した。
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試合前、首位バルサと3位レアルの勝ち点差は「9」。逆転優勝のためには本拠地サンチャゴ・ベルナベウで是が非でも勝利をつかみたいレアルは、前節レバンテ戦(2-1)で決勝点を挙げながら祝福を振り切って物議を醸したウェールズ代表FWギャレス・ベイルがスタメン復帰。一方のバルサはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシら、お馴染みのメンバーが並んだ。
前半3分、ドイツ代表MFトニ・クロースの突破から直接FKを得てベイル、同10分には元フランス代表FWカリム・ベンゼマがシュートを放つなど、レアルがよりゴールへの意欲を見せる。バルサも同19分にウルグアイ代表FWルイス・スアレスとのワンツーで抜けたメッシが浮き球でシュートを狙うなど、隙を狙った。
スコアを動かしたのは前半26分、バルサのクロアチア代表MFイバン・ラキティッチだった。DFセルジ・ロベルトのスルーパスに反応し、右45度の位置から飛び出してきたベルギー代表GKティボー・クルトワの動きを冷静に見極めてチップキック。バルサが誇る“いぶし銀”の一撃によって、敵地で先制に成功した。
バルサは同38分にもスアレスが左足シュートを放ち、クルトワが好セーブでしのいだが、3日前に3-0で快勝したスペイン国王杯準決勝第2戦と同じく敵地で主導権を握った。
後半に入るとボールを握るレアル、カウンターを狙うバルサという構図に。後半16分にはラキティッチのクリアミスを奪ったレアルのFWヴィニシウスが至近距離からシュートを狙ったが、DFクレマン・ラングレがブロック。その直後にはMFマルコ・アセンシオとの交代を命じられたベイルに対して、レアルサポーターがブーイングを浴びせる一幕もあった。
同24分にはメッシのスルーパスに抜けたフランス代表FWウスマン・デンベレが際どいシュートを放ち、バルサは試合を決定づけにいく。一方のレアルはヴィニシウスやアセンシオの突破に活路を求めたが、ゴールの匂いが漂わない。同31分にはブラジル代表MFカゼミーロに代えてスペイン代表MFイスコを投入。リスクを背負って攻めにいった。
しかし、スコアはそのまま動かずタイムアップ。バランスを崩さず戦い切ったバルサがリーガ連覇へ大きな勝ち点3、レアルにとっては痛すぎる敗戦となった。また、今季リーガでのクラシコは、バルサが第10節に5-1で勝利したのに続き2連勝となった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)