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“日本の10番”が示す復活の証 香川が叩き出したブンデス1位の数値とは?
ファイナルサードのパス成功数がリーグトップ
今季、開幕から好調を維持しているドルトムントの日本代表MF香川真司。8日に行われたワールドカップ・アジア2次予選のシリア戦でも、後半25分に左サイドを切り裂き、岡崎慎司(レスター)のゴールを鮮やかにアシストした。
そんな香川の、攻撃面でのパフォーマンスの高さを示すデータがある。ファイナルサード(ピッチを3分割して、最も相手ゴールに近いエリア)におけるパス成功数が、今季のブンデスリーガでトップの数値であることが判明した。英サッカー情報サイト「Squawka」がイングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスの欧州5大リーグにおけるファイナルサードでのパス成功数トップ選手5人を発表している。
ブンデストップの数字を記録した香川。開幕から8試合に出場し、ファイナルサードでのパス成功数は151本に達した。同サイトによれば、ここまで2得点3アシストという成績を残している香川だが、開幕からリーグ5連勝を飾ったチームの前線で精度の高いパスを供給していたことが証明された。チームはここ3試合勝ち星から見放されているが、日本代表の背番号10を背負うアタッカーは、世界中のタレントが集まる中に入っても、見劣りしない記録を残している。
イングランド・プレミアリーグのトップは、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザール。香川と同じく8試合の出場で210本成功という驚異的な記録を残している。2012年にチェルシーに加入して以降、中心選手として君臨。チームは16位、自身も0得点2アシストと不振にあえぐが、チェルシーの攻撃は変わらずに、この昨季リーグMVPを経由して行われている。
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