ミラン指揮官、クラブや監督批判の本田を事情聴取へ 「代表から戻ったら話し合う」
2試合欠場の本田はミハイロビッチ監督を糾弾
8日のワールドカップアジア2次予選シリア戦で1ゴール、1アシストの活躍を見せ、ハリルジャパンにおいては存在感をみせつけた日本代表FW本田圭佑。所属のACミランでは、4日のナポリ戦で2試合連続で出番なしに終わり、0-4と敗れた後に、痛烈なクラブ批判を展開。 リーグ戦で1年間ゴールから遠ざかっている男はイタリアではフィールド外で存在感を発揮している。ミランは8日にモンツァと親善試合を行い、3-0で勝利した。試合後の記者会見で、シニシャ・ミハイロビッチ監督は日本代表からチームに復帰後、直接会談を持つことを明言。自らを「ナンセンス」と批判した事情聴取することになった。
敵地で行われた親善試合で無難な勝利を挙げたミハイロビッチ監督には試合後の記者会見で、公然と反旗を翻した背番号10への質問が待っていた。
ミハイロビッチ監督は「私はその発言を深刻なものとは捉えていないし、彼が日本代表の試合から戻ってきたら話し合えばよいと思っている。代表に行く選手が出発する前に何かを話してしまうのは、よくあることだ。(発言は)本当のことかもしれないし、悪く受け取られたのかもしれない。本田はプロフェッショナルで真摯な青年なので、本当の発言なら驚きではある。もしかしたら、日本人は少し前とは変わってきているのかもしれないが…」
元選手として、多くの世界的スターとともにプレーした元ワールドクラスの名手ならではの発言を残している。
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