内田→伊藤の“離れ業トラップ弾”はいかにして生まれたのか? 当事者2人が解説

体をぶつけたことで生まれた数メートル分の余裕 「時間を作れて技術を出せた」

「ウッチーは遠くまで見てくれることを分かっていたし、最初に奈良選手にぶつかっておいて走るコースを潰してから裏に抜け出した。だから時間も作れたし、(トラップの場面で)技術を出せた」

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 奈良に体をぶつけることで数メートル分フリーの身となる時間を稼いだため、右後方からのボールにも冷静なトラップを意識することに集中できたようだ。2人とも、同点弾の場面は練習から取り組んでいたプレーではないと明かしていたが、本番で高難度の連係を阿吽の呼吸によって成功させたところに、鹿島“新ホットライン”の誕生を予感させた。

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