チェルシーの交代拒否騒動、同僚FWが“解決済み”主張 「むしろ小さな事件だ」
ケパの交代拒否についてペドロが見解 「僕たちはすべての問題を解決している」
チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガは、リーグカップ決勝マンチェスター・シティ戦で交代を拒否して騒動を起こしていた。その後、現地時間27日のプレミアリーグ第28節トットナム戦でスタメン落ちとなったが、チームメートのスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスは「僕たち全員は互いにドレッシングルームで話し合った」と語り、長期的な影響はないと主張した。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
ケパはタイトルの懸かったシティとのリーグカップ決勝で交代の指示を受けたが、それを受け入れることなくピッチに立ち続けた。これに対してマウリツィオ・サッリ監督は激昂する様子を見せるなど、前代未聞の事態として物議を醸していた。
そのなかで騒動後初の公式戦となった27日のトットナム戦(2-0)では、元アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロを先発起用。試合後にサッリ監督は、チェルシーはチームであり、個人の集まりではないというメッセージを自チームの選手たちに送ろうとしたと述べていた。
この言葉に続いたのはペドロだ。今回の騒動に対して問題は迅速に解決されたと主張している。
「いつも物事は少し不安定になるが、今週はたくさんの話があった。だけど、実際のところは、僕たちはドレッシングルームで一緒にいるよ。我々は今回出た多くの話について、すべてに耳を傾けていない。そして、それが最終的に最も重要なことだ。僕たち全員は互いにドレッシングルームで話し合った。真実は、僕たちはすべての問題を解決しているということ。僕はこれが深刻な問題というより、むしろ小さな事件だと思っている」
またペドロは「こういった問題は常に勉強することに役立つ。僕たちはケパ、ウィリー、そして監督と一緒だよ」と、チームとして団結していることを明かした。プレミアリーグで6位につけるチェルシーは、ここから一丸となることでUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位に入ることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)