チェルシー交代拒否騒動、”被害者”GKがケパの成長に賛辞 「ファンタスティックだった」
トットナム戦に先発したカバジェロ、騒動後の姿勢を称える
チェルシーの元アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロが、交代拒否騒動で波紋を呼んだ同僚のスペイン代表GKケパ・アリサバラガのことを「ファンタスティック」と称賛している。一連の騒動から「彼は学んだ」と、その後の姿勢について賛辞を送った。英紙「デイリー・メール」が報じている。
ケパは現地時間24日のリーグカップ決勝マンチェスター・シティ戦の延長後半終了間際にカバジェロとの交代を指示されたが、これを受け入れずピッチに立ち続けた。足の状態を危惧したサッリ監督と、プレー続行可能だとするケパとの間で誤解があったとして、その後ケパが謝罪するなどの騒動に発展した。
この件で“被害者”となったのがカバジェロだ。指揮官からの指示で交代の準備を進めピッチサイドに立ったが、出番を得ることはなかった。
しかし、現地時間2月27日に行われたプレミアリーグのトットナム戦ではケパに代わり、カバジェロがスタメン起用となった。2−0で勝利した後、37歳のベテランGKは「BTスポーツ」のインタビューで誤ちを犯したケパを称賛したのだった。
「先日起きたことについてはいろいろな話を聞いているよ。しかし、我々はあまり気にしていないし、準備はできている。ケパは今日(トットナム戦)、私をサポートしてくれ、ファンタスティックだった。彼は学んだと思うし、我々も学んだ。チームとして良くなっているよ」
先輩カバジェロは、ケパが失敗を糧に選手として一回り成長したと感じているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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