米美人FW、日本戦の華麗な胸シュートに反響 「なんてゴールだ」「天才」と海外称賛
シービリーブス・カップで日本とアメリカが対戦 相手FWモーガンの一撃に脚光
なでしこジャパン(日本女子代表)は、6月のフランス女子ワールドカップ(W杯)に向けた強化の一環として、アメリカで開催されているシービリーブス・カップに参戦。2月27日の初戦でアメリカと2-2で引き分けた。この一戦でアメリカのエースFWアレックス・モーガンに決められた胸シュートが注目を集めている。
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試合は前半23分、日本の左サイドを突破されてクロスを入れられると、最後はMFミーガン・ラピノーに流し込まれて先制点を献上。日本も後半22分、MF中島依美が鮮やかなカープショットを沈めて追いついたが、同31分にアメリカのストライカーが意表を突くシュートを放った。
日本は再び左サイドを突破されると、中央にクロスを送られる。中央で待ち構えていたモーガンをDF熊谷紗希がマーク。だが、ボールが入る瞬間、フェイントを入れて翻弄したモーガンへの対応が遅れてしまう。ニアサイドに入り込んだモーガンが先にタッチし、上半身を90度振って胸部に当てたシュートがゴールに吸い込まれた。
この一撃で再びリードされた日本だが、終了間際にMF籾木結花が同点弾を決めて2-2のドローに終わっている。実力伯仲の好勝負を演じたなか、脚光を浴びたのがモーガンの“胸シュート”だ。
米スポーツ専門局「ESPN」の専門家によるコロンビアメディア「Balon Dividido」の公式ツイッターは、「なんてゴールだ! アレックス・モーガンが胸で決めた! 天才!」と称賛した。もっともモーガン自身は冷静沈着で、英紙「ガーディアン」は「胸でゴールを決めるのは、代表で初めてというわけではない。ゴールはゴール。体のどこで決めたとしても気にしない」という本人のコメントを伝えている。
試合は痛み分けに終わったが、モーガンの一撃が反響を呼んでいる。