元英代表MF、ポチェッティーノ監督の発言を批判 「スターが一気に離れるかも」
「優勝まで5年か、10年かかるかもしれない」という発言にジョー・コールが苦言
元イングランド代表MFジョー・コール氏が、トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督の発言を批判した。プレミアリーグ第27節でトットナムは、バーンリーに1-2で敗れた。試合後、ポチェッティーノ監督は「プレミアリーグを優勝するまで、5年か10年はかかるかもしれない」とチームに苦言を呈した。元イングランドMFは、この一言を疑問視している。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
J・コール氏は、トットナムのスター選手たちが、監督の発言によってショックを受けるのではないかと指摘する。ポチェッティーノ監督は、自身が指揮するトットナムの精神的な弱さを批判し、タイトルを獲得できるまで5年か、10年かかるのではないかと発言した。それだけの時間がかかるのであれば、トットナムのスター選手たちはクラブを離れてしまうのではないかと、J・コール氏は言う。
「僕がハリー・ケインやデレ・アリと同じ立場で、自分の監督が『優勝までは5年か、10年かかる』と言ったら、すぐに代理人に電話をしてしまうよ。彼(ポチェッティーノ)はチームを良くしている。でも、スパーズのメンタリティーに変化を加えられているとは思わない。バーンリーに敗れるようなことは、以前から起き続けていることだからね。選手たちはプレミアリーグ優勝を目指している。そこで、あんな発言をされると『彼はそう考えているんだ』と思ってしまう」
トットナムは27日に行われたアウェーでのチェルシー戦にも0-2で敗戦。シーズン終盤に差し掛かったなかでの連敗は、優勝争いを繰り広げるチームにとって痛恨だ。チェルシー戦後には「優勝を争うことは不可能」という発言まで飛び出したが、選手と監督の気持ちが離れていないか不安が広がっている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)