レアルMFクロース、メッシへの“疑惑タックル”に騒然 「犯罪的」「なんてファウル」
カウンターでメッシがドリブルを仕掛けた際、クロースが横から猛チャージして衝突も…
バルセロナが現地時間27日の国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝第2戦で宿敵レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”を3-0で制し、2戦合計スコア4-1で決勝に駒を進めた。敵地で圧勝劇を飾ったなか、エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシへの強烈なタックルが海外で注目を集めており、「犯罪的」「なんてファウルだ」と糾弾される事態となっている。
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ホームでの第1戦を1-1のドローで終えたバルサは、スコアレスで迎えた後半に一気に爆発する。後半5分、フランス代表FWウスマン・デンベレのクロスからウルグアイ代表FWルイス・スアレスが先制を奪うと、同24分にはスアレスがレアルDFラファエル・ヴァランのオウンゴールを誘発。後半28分にはスアレスが獲得したPKを自ら決めて、3-0と試合を決めた。
そんななか、0-0で推移した前半42分のプレーが注目されている。バルサは自陣でスペイン代表DFジョルディ・アルバがボールを奪い、スアレスとのワンツーからカウンターを発動。中盤でボールを受けたメッシがドリブルでレアルDFセルヒオ・レギオンをかわすと一気に加速。そのままアタッキングサードに持ち込もうとした瞬間、右側からレアルのドイツ代表MFトニ・クロースが猛スピードでタックルを仕掛け、メッシを弾き倒した。
クロースが出した左足がメッシの左太もも付近に当たるとともに、ぶつかった衝撃でメッシは転倒。仰向けになったメッシは、痛みからしばらく立ち上がることができなかった。クロースは警告どころかファウルも取られず、直後にスアレスが倒されたシーンでようやくプレーが止まっている。
バルサ贔屓で知られるスペイン紙「スポルト」は、試合速報で「クロースのなんてファウルだ…でも、カードなし。メッシはエリア内に侵入しようとしていた」と描写した。衛星放送「ビーイン・スポーツ」アメリカ版公式ツイッターは、「メッシを止める一つの方法」と皮肉も込めながら記し、該当シーンの動画を公開。ツイッター上では、クロースのプレーに対して「犯罪的」という声も上がっている。
史上最高の呼び声高いメッシを止めるには、ファウル覚悟の決死のプレーが必要だと改めて証明されることになった。
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