国王杯の“エル・クラシコ”に暗雲!? メッシの“不吉なデータ”をレアル贔屓紙が紹介

バルセロナFWメッシ【写真:Getty Images】
バルセロナFWメッシ【写真:Getty Images】

レアル戦で過去18得点を挙げるメッシだが、国王杯だけは7戦ノーゴール

 レアル・マドリードとバルセロナは現地時間27日に国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝第2戦、3月2日にリーガ・エスパニョーラ第26節とそれぞれレアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウで「エル・クラシコ」連戦に臨む。国王杯準決勝第1戦は1-1のドローで終えたなか、バルサの大エースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが爆発するかが最大の焦点となるが、レアル贔屓紙の「マルカ」は、“国王杯でのレアル戦は不発”というデータを紹介している。

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 過去15年間のクラシコで、メッシはバルサにとっての救世主、レアルにとっては“天敵”であり続けた。それはリーガ・エスパニョーラ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)などの公式戦において計18ゴールを叩き込んだ実績が雄弁に物語るだろう。ただし、国王杯に限っては少々趣が異なるようだ。

 同紙が紹介したのは、メッシが国王杯で挙げたゴール数とその内訳だ。71試合出場50得点、1試合平均にして0.7得点。アスレティック・ビルバオとヘタフェから6ゴール、ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコ・マドリードから5得点を奪うなど、その決定力はカップ戦でも猛威を振るっている。しかし、これがレアル戦となると、7試合でノーゴールなのだ。

「ニューウェルズから生まれた天才は、国王杯で24チームと対戦したが、2チームからはゴールを奪えていない。それは2004年11月2日、フランク・ライカールト監督時代にトップチームに初めて帯同した際に対戦したグラマネート、そしてレアル・マドリードだ」

 レアルはジョゼ・モウリーニョ監督時代にメッシへのマークを徹底し、ペップ・グアルディオラ監督体制のバルサを封じ込んだ勝利の歴史がある。「国王杯に限ればベルナベウでメッシは勝利を1度しか味わったことがない」とも同紙は記している。

 一発勝負でモチベーションを最大限に高めるであろう“白い巨人”は、今回もメッシを抑え込むのか――。連戦のファーストマッチは、そこが見どころとなりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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