チェルシー守護神ケパの“交代拒否”で再脚光 “交代に不満の男たち”を伊メディアが特集
バッジョは去り際に「狂っている」と暴言を吐いて物議を醸す
チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガは、現地時間24日のリーグカップ決勝で交代を受け入れずにピッチに留まり、プレーを続行して物議を醸した。これを受けて、イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」は、1994年アメリカ・ワールドカップ(W杯)のイタリア代表FWロベルト・バッジョの例などを紹介し、交代に対して反抗的な姿勢を見せた選手たちを取り上げている。
ケパは24日のリーグカップ決勝のマンチェスター・シティ戦で延長後半終了間際に負傷し、足の治療を受けた。マウリツィオ・サッリ監督は万全を期すために、控えGKウィリー・カバジェロの投入を準備したが、ケパは交代を受け入れず、そのままプレーを続行。状況を理解できずにいたサッリ監督が激昂する異例の展開となった。最終的には両者の間にコミュニケーション上の誤解があったとされているが、記事では過去にあった交代を巡って騒動となった事例を振り返っている。
その代表例とされたのが、1994年アメリカW杯でのバッジョだった。グループリーグ第2戦のノルウェー戦、前半にGKジャンルカ・パリウカが決定的な得点機会を阻止して退場処分になった。この時、控えGKルカ・マルケジャーニを投入するためにアリゴ・サッキ監督がベンチに下げようとした選手がバッジョだった。大会前に「バッジョと心中する」と宣言しながらの行為に、バッジョは去り際に「狂っている」とつぶやいた。これもまた、のちに物議を醸した。
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