バルサ英雄リバウド、“祝福拒否”のレアルFWベイルを擁護 「満足していなくて当然」
レバンテ戦で同僚バスケスの祝福を手で振り払い波紋「悪い人間でないと信じている」
レアル・マドリードは現地時間27日にコパ・デル・レイ(国王杯)準決勝第2戦、3月2日にリーガ・エスパニョーラ第26節と立て続けに宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”に挑む。今季の2冠の行方を大きく左右する決戦直前でくすぶっているのは、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの処遇だ。前節レバンテ戦(2-1)での“祝福拒否”が話題となっているが、スペイン紙「スポルト」によると、かつてのバルサの10番リバウド氏が擁護しているのだという。
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ベイルの行動が問題になったのは、レバンテ戦の後半のこと。この日ベンチスタートだったベイルは1-1で迎えた後半29分にピッチへと送り出されると、その4分後にチームが得たPKでキッカーを務め、勝ち越しゴールを奪った。しかしその後、祝福に駆けつけたスペイン代表MFルーカス・バスケスを手で振り払うしぐさを見せるなど、まったく喜んだ様子はなかった。
この一連の行動がメディアを騒がせているが、リバウドはこんな風に語っている。
「ベイルは悪いチームメートでも人間でもないと信じているよ。私が言いたいのはその立ち位置だ。ただ怒りを覚えて“間違った人”に対してフラストレーションを出したのだろう。選手も人間なのだから、自分自身の気持ちを常に抑えることはできないことを忘れてほしくない」