負傷者続出のマンU、暫定指揮官が要因分析 「ユナイテッドの一員でいたいのなら…」
スプリント回数はスールシャール暫定監督に代わって平均10回も増加
この要因として、「おそらく関連があるだろう」とスールシャール暫定監督が言ったのは走力の部分だ。1試合の平均走行距離こそモウリーニョ前監督時代の108.1kmから107.7kmと微減しているが、いわゆる全力疾走の平均スプリント回数は98.6回から108.6回と10回も増加しているのだ。それについて問われると、暫定指揮官はこのように語っている。
「いつ変えなければいけない? シーズン開幕前まで待って、走らない用意を頼んで結果を変えられると思う? もしくは今からインテンシティーを要求し始めたとして、どう我々はプレーすればいい?」
シーズン途中の就任で何かを変えなければいけないからこそ、負傷者が続出しているのだと強調した。かつてユナイテッドでプレーしたスールシャール暫定監督は、「ユナイテッドの一員でいたいのなら、それは“適者生存”というものではないかな」と語っている。野戦病院化したとしても、アグレッシブさを貫く――。“赤い悪魔”本来のスタイルでいくためには、負傷者続出も織り込み済みなのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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