「今こそ先発に戻す時」 サウサンプトン吉田、降格圏脱出の切り札として英紙が起用提言
アジア杯以降出番のない吉田に対し、地元紙はプレーを評価「セインツを助けていた」
サウサンプトンはプレミアリーグ第27節終了時点で、降格圏の18位と低迷。英地元紙は、アジアカップ以降出番のない日本代表DF吉田麻也をスタメン起用すべきだと主張している。
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サウサンプトンは昨年12月、成績不振によりマーク・ヒューズ監督を解任。ラルフ・ハーゼンヒュットル新監督は初陣のリーグ第16節カーディフ戦は0-1で落とすも、翌節はホームで強豪アーセナルを3-2で破り、初勝利を挙げた。ハイプレスを基盤としたスタイルで復調の兆しもあったが、直近3試合で2分1敗と勝利から遠ざかり、第27節のアーセナル戦では0-2で完敗。降格圏まで後退してしまった。
英地元紙「デイリー・エコー」は「今こそヨシダを先発に戻す時」と触れ、イングランド人DFジャック・スティーブンスではなく、吉田をセンターバックのスタメンに復帰させるべきだと主張している。
「アジアカップで日本のために戦うべくチームから離脱していたが、それまでは1月頭のチェルシー戦でクリーンシートに貢献するなど、セインツを助けていた。現在、スティーブンスがヨシダに代わって先発に入っているが、カーディフ戦やアーセナル戦でミスを連発している。今こそ彼を最終ラインから外すべき時だ」
吉田はアジアカップを終えて再合流以降、カーディフ戦とアーセナル戦では出番が巡ってこなかった。しかし、記事では「セインツにとって水曜日(27日)に控えるフルハム戦は極めて重要な試合として細心の注意を払わなければならず、ハーゼンヒュットルにこの試合を落とす余裕はない」と、19位フルハムとの残留を懸けた直接対決の重要性に着目している。
残留に向けて、吉田のスタメン復帰はこのタイミングで訪れるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)