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本田が糾弾したミランに暗黒時代到来か? ミハイロ政権の苦境をデータで検証
このままのペースでは残留争いに巻き込まれるか
一般的には、試合数の2倍の勝ち点を奪うチームが優勝争いに顔を出し、試合数と同程度の勝ち点だと残留争いに巻き込まれると言われる。アッレグリ監督とセードルフ監督の時代は、平均して優勝争いに近いだけの成績を残していたが、現在は残留争いの方がはるかに近い。20チーム中で11位という成績も止むを得ないだろう。
一方で、同記事では4人の監督の各シーズンでの開幕直後、もしくは就任後の7試合の成績も比較している。
・アッレグリ(10-11):勝ち点15 1試合平均2.14
・アッレグリ(11-12):勝ち点11 1試合平均1.57
・アッレグリ(12-13):勝ち点7 1試合平均1.00
・アッレグリ(13-14):勝ち点8 1試合平均1.14
・セードルフ(14年1月~):勝ち点13 1試合平均1.86
・インザーギ(14-15):勝ち点14 1試合平均2.00
・ミハイロビッチ(15-16):勝ち点7 1試合平均1.29
参考までに、アッレグリ監督の4シーズンを平均化すると、7試合での勝ち点10.25で1試合平均1.46という数字が出る。全試合を平均すると最も高い数値を出していたアッレグリ監督が、シーズンの序盤で苦戦していたことも浮かび上がるが、ミハイロビッチ監督のスタートはそれにも増して厳しいことが明らかになっている。今のミランが「暗黒期」と呼ばれてしまうのも、仕方のないところだろう。