元レアル会長がC・ロナウド放出の理由暴露 「ネイマール獲得に大金を費やそうと…」
レアルは今夏のネイマール獲得に集中、PSGも退団を容認か
元レアル・マドリード会長のラモン・カルデロン氏が、昨夏にレアルがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)を放出した理由を暴露。パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールを獲得したかったからだという。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が伝えた。
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レアルでロナウドは、リーグ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は3連覇を含む優勝4回、FIFAクラブワールドカップも3回制し、絶対的エースとして君臨してきた。昨夏に9年間過ごした“白い巨人”を退団。移籍金1億ユーロ(約130億円)でイタリア王者ユベントスに新天地を求めた。
レアル退団については、フロレンティーノ・ペレス現会長との不和など、さまざまな理由が報じられているが、元会長のカルデロン氏はスペインメディア「Radio Villa Trinidad」のインタビューで、レアルがロナウドを放出した理由をこう明かしている。
「クリスティアーノはCLを優勝した後、給料のアップを求めていたんだ。しかし、フロレンティーノは拒否した。それに、ロナウドはレアルがネイマール獲得に大金を費やそうとしていたことにも怒っていた。フロレンティーノは彼(ロナウド)に、もし1億ユーロのオファーを送ってくるところがあれば、どこでも行っていいと伝えた。それが事実さ」
去就についてさまざまな憶測が飛び交っているPSGのネイマールは、常に移籍先の有力候補に挙げられてきたのはレアルだ。今年2月にも、現在の純給与が年間2500万ポンド(約35億6000万円)以上増加することで報奨金が支払われるオファーを提示。PSG側も、ネイマール放出でフランス代表FWキリアン・ムバッペの成長を促進できると考えており、ファイナンシャル・フェアプレーの規則違反回避のためにも、退団を容認する可能性が指摘されていた。
もし、カルデロン氏の証言が事実であれば、この破格オファーの噂も現実味を帯びてくる。果たして、レアルのネイマール獲得は実現するのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)