「シティはすべてを知るチーム」 モウリーニョ氏がリーグ杯連覇の“元宿敵”を称賛
4冠の可能性残すマンC、審判への抗議を繰り返す選手たちに皮肉も…
イングランドのリーグカップ決勝が現地時間24日に行われ、マンチェスター・シティはPK戦の末にチェルシーを撃破し、昨季に続く連覇を達成した。12月までマンチェスター・ユナイテッドの指揮官を務め、これまで何度もジョゼップ・グアルディオラ監督と対戦してきたジョゼ・モウリーニョ氏は、「シティはすべてを知っているチーム」と称賛し、シティの凄みを解説している。英地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」が報じた。
今季最初のタイトルを懸けたリーグカップ決勝に臨んだのは、シティとチェルシーだった。お互いの意地と意地がぶつかり合う激戦はスコアレスのまま延長戦へ進むと、延長でも決着がつかずに勝負はPK戦へ。最後はチェルシーが2本外したのに対し、1本のミスに止めたシティがリーグカップを制すこととなった。
過去にプレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ、リーグカップの4冠はどのチームも成し遂げていない。シティはその可能性を残す、最初のタイトルを獲得した。
12月までユナイテッドの指揮を執っていたモウリーニョ氏は、インターネットメディア「DAZN」でシティの凄みを説明。ゲームの最後のディテールすべてを管理できていたと明かした。
「シティはすべてを知っているチームだ。シティがすべてを知っていると言うのは、賢く経験豊富な人たちだけが、ゲームのなかですべての些細なことを利用する方法を知っているということ。非常に高いレベルで何キロも走る足を持っており、コントロールする方法も知っているんだ」
その一方で、モウリーニョ氏はシティの選手たちがカードを要求することで審判の決定に影響を与えようとしていると語り、「サッカーをしているチームにとってプレーすることと同じくらい、この細かい点の管理が非常に重要なんだ」と、皮肉めいたコメントを残している。ライバル関係にあったシティの凄みを説明したモウリーニョ氏。再びどこかのチームを率いて、彼らと対戦することになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)