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香川、ダービー戦の先発濃厚もポジションは… トップ下回避の理由を現地メディア指摘
リャイッチ出場停止でトップ下は空くが、“初めてづくし”のリスクを回避して左サイドへ
トルコ1部ベジクタシュのMF香川真司は、現地時間25日に行われるスュペル・リグ第23節フェネルバフチェ戦の先発出場が濃厚となっている。現地メディアは香川のスタメンは決定的としたうえで、トップ下起用ではないことを主張している。
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ドルトムントで出場機会を失っていた香川は、1月31日にベジクタシュへ期限付き移籍。2月3日に行われたリーグ第20節アンタルヤスポル戦(6-2)に途中出場すると、わずか16秒で初ゴールを叩き込み、縦回転の直接FK弾も決めるなど、3分間で2ゴールを挙げる衝撃デビューを飾った。
その後、第21節ブルサスポル戦(2-0)、第22節マラティヤスポル戦(2-1)と3戦連続で途中出場が続く香川だが、トップ下のセルビア代表MFアデム・リャイッチが累積警告でフェネルバフチェ戦が出場停止のため、香川の初スタメンの可能性が取り沙汰されていた。
トルコメディア「Takvim」も「日本のスター香川真司が先発でベールを脱ぐ」と綴り、フェネルバフチェ戦の先発出場を決定的と報じている。その一方で、事前の練習で香川は異なるポジションでプレーしていたと紹介。「チームはドルクハンを10番のポジションで起用するだろう」と、ボランチのトルコ人MFドルクハン・トコズがトップ下にコンバートされると予想している。
記事では、香川をトップ下で起用しない理由について、「香川の先発デビューとダービーマッチが同じタイミングとなる事態に、指揮官はリスクを背負うことになると感じている」と言及。フェネルバフチェとの大一番で香川をトップ下として初先発させるのではなく、左サイドでのプレーになると指摘している。
香川は日本代表やドルトムントでもトップ下を主戦場として活躍してきたが、フェネルバフチェとのダービーマッチでは、“初めてづくし”を避ける決断を下したようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)