インテル監督、悲運のドローを呼ぶVAR判定に激怒 PK献上は「本当に信じられない」
スパレッティ監督はダンブロージオがハンドを取られたシーンを厳しく追及
インテルのルチアーノ・スパレッティ監督は24日、セリエA第25節フィオレンティーナ戦(3-3)の終了間際にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定でPKを取られた場面について言及。「VAR? 本当に信じられない。ボールは彼の胸に当たっていた」と怒りを露わにした。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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インテルはセリエA第25節でフィオレンティーナと対戦。開始直後にオウンゴールで先制点を許したが、5分後に同点に追いつくと、前半40分、後半7分にも得点を重ねて3-1とリードを保っていた。しかし、後半29分に1点を返されると、問題の場面は後半アディショナルタイムに起きた。
ペナルティーエリア内にいたイタリア代表DFダニーロ・ダンブロージオの左肩付近に、フィオレンティーナのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザが上げたクロスが直撃すると、ハンドとみなされPKを献上。VARで確認が行われたが判定は覆らず、これをフランス人MFジョルダン・ヴェレトゥに決められて3-3のドロー決着となった。
このPK判定に怒りが収まらなかったのが、インテルのスパレッティ監督だ。試合後、衛星放送局「スカイ・スポーツ」に対して自身の見解を明かしている。
「審判の決定? 信じられないことだけど、ボールが胸に当たったことは明らかだった。これに付け加えることができるものはないし、疑いもない。みんなそれを見ていたし、信じられないよ。未来? 今、人々は彼らがスパレッティを解任すると言い始めるだろう。これらのゲームが基本ならば他の誰かを探してくれ」
また、スパレッティ監督は「私は審判と話をしていない。我々はみんな明らかに動揺している。VARは、審判が決断を下すのを助けるためにある重要な道具だ。追加するものはもうないよ」と今回の判定を振り返った。
VARが浸透するにはまだまだ時間がかかりそうだ。
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