リーグカップ制覇のマンCに暗雲 不動のフェルナンジーニョ、ラポルテが負傷離脱濃厚
ハーフタイムにラポルテ、後半終了間際にフェルナンジーニョが負傷で途中交代
マンチェスター・シティは現地時間24日に行われたリーグカップ決勝でチェルシーをPK戦の末に下して、大会2連覇を果たした。しかし、その代償として不動のレギュラーであるブラジル代表MFフェルナンジーニョと、フランス人DFアイメリク・ラポルテの2人が負傷離脱する事態を迎えている。英公共放送「BBC」が報じた。
シティとチェルシーによる天王山は0-0のまま延長120分間でも決着はつかず、PK戦で決着を見た。3人目までで2-2というスコアのなか、チェルシー4人目のブラジル代表DFダビド・ルイスがゴールを決められなかったのに対し、シティは4人目のポルトガル代表MFベルナルド・シウバ、5人目のイングランド代表MFラヒーム・スターリングが連続で成功。最終的スコア4-3で、昨季に続く戴冠を成し遂げた。
しかし、勝利に沸くその一方で、負傷者の心配も浮き彫りになってきた。ハーフタイムにラポルテがベルギー代表DFヴァンサン・コンパニと、後半終了間際にフェルナンジーニョがブラジル代表DFダニーロとそれぞれ負傷を理由に交代している。
グアルディオラ監督は「フェルナンジーニョとラポルテは数週間欠場となる」と状況について説明。離脱期間の詳細はまだ不明だが、プレミアリーグの優勝争い、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントが佳境に突入する時期だけに、2人の欠場は大きな痛手となりそうだ。
フェルナンジーニョは今季公式戦35試合に出場。プレミアリーグでの欠場は2試合のみだが、シティはフェルナンジーニョ不在の2試合(第18節クリスタル・パレス、第19節レスター・シティ)で連敗を喫した。ラポルテもプレミアリーグ全27試合を含む、37試合に出場している。
イングランド代表DFジョン・ストーンズとフランス代表DFバンジャマン・メンディも戦線離脱中で、2週間後のCLベスト16第2戦のシャルケ戦ではアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディが累積警告のために出場停止。緊急時にフェルナンジーニョがセンターバック、ラポルテが左サイドバックを務めることもあったが、こうしたプランも再考の必要がありそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)