乾が日本人初のリーガ通算100試合出場を達成したセルタ戦を中井が現地観戦

　アラベスの日本代表MF乾貴士は、現地時間23日のリーガ・エスパニョーラ第25節セルタ戦（0-0）で先発出場し、日本人初となるリーガ公式戦100試合出場を達成した。乾は自身の公式インスタグラムを更新し、レアル・マドリード下部組織カデーテA（U-16）でプレーするMF中井卓大が現地観戦していたことを明かしている。

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　乾はアラベス移籍後、セルタ戦で3試合連続スタメン起用。4-3-3の右ウイングのポジションに入ると、前半24分には味方FWジョニーからのパスを受けて右足シュートを放つなど、果敢にゴールを狙う意識を見せた。両チームともに得点を取れない展開となったなかで後半29分に1枚目の交代カードとしてピッチを去ったが、その際には本拠地のサポーターから拍手を受けるなど、ファンの心をつかんだ印象だ。

　この試合は、乾にとってスペイン生活での節目となる一戦になった。それはリーガ通算4シーズン目にして100試合出場（33勝26分41敗）を果たしたことだ。

　乾は24日に自身の公式インスタグラムを更新。「ピピ君が家族で試合見にきてくれたよー!!」と、レアル下部組織所属の15歳・中井が首都マドリードから300km以上離れたアラベスの本拠地ビトリア＝ガステイスに足を運んでいたことを明かした。

　投稿では「遠くからわざわざありがとう。お互いまた頑張ろう」と同じスペインでプレーする同志として感謝とエールを綴るとともに、掲載した2ショットを補足するようにハッシュタグをつけている。

「#背が高い #178やって #羨ましい #俺もでかくなりたい」

　身長169センチの乾に対し、中井はそれを大きく上回っている。レアル公式サイトでは、昨季の167センチから176センチへ情報が更新されているが、現在も成長過程で実際には178センチなのだという。2人はこれまでも親交があり、昨年5月にも乾が中井の試合を観戦して2ショットを撮影していたが、その時点で中井は乾よりも大きかった。

　中井も自身のインスタグラムで「乾くんの記念すべき100試合目!! 良いOFFになりました ありがとうござました これからも頑張ろう」と活躍を誓っている。

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