ミラン批判発言の本田、1月トットナム移籍急浮上! 韓国代表FWとアジアコンビ結成か
今夏に獲得に乗り出したプレミア勢が興味
ACミランのFW本田圭佑は4日のナポリ戦で0-4と大敗した直後、クラブ、監督、サポーター、メディアと全方位に批判を展開した。サンシーロ・スタジアムで日本人記者団に語った言葉は、各国の言葉に訳されて世界中を駆け巡っている。そんな中で、イングランドでは発言を目にした2つのクラブが、1月のマーケットでの移籍希望と捉えているという。英スポーツ情報サイト「スポーツモール」が伝えている。
記事では、2014年1月にCSKAモスクワからミランに移籍した日本人MFは、今季のリーグ戦でフル出場が2試合にとどまっていると状況を紹介した上で、発言の趣旨を掲載。それは、1月の移籍市場でチームを出て行きたいがための発言であると分析。シーズン開幕前の夏の移籍市場で、イングランド・プレミアリーグのトットナムとエバートンが獲得に乗り出したことを紹介し、冬に獲得を再考するとしている。
トットナムでは、今夏の移籍市場の最終盤で加入した韓国代表FWソン・フンミンが3試合にフル出場して1ゴールを挙げ、UEFAヨーロッパリーグ初戦のFKカラバフ(アゼルバイジャン)戦で2ゴールを挙げてチームを勝利に導くなど、際立つ活躍を見せている。仮にトットナムへの加入が実現すれば、プレミアの舞台で前線の日韓コンビが実現する可能性もある。
ミラン加入が決定したことも、一端にはアジアでの広告塔としての役割があるとされている本田。冬の移籍市場が開くまでの3カ月間で、さまざまなクラブが本田の去就に興味を持つ可能性が出てきた。一躍、1月の目玉選手となるかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images