「僕への扱いは不当だ」 出場機会激減のバイエルンDF、コバチ監督を“口撃”
今年に入って出場わずか1試合のラフィーニャ 「モチベーションを保つのが難しい」
このところ出番が激減しているバイエルンの元ブラジル代表DFラフィーニャが、ニコ・コバチ監督から不当に扱われているとして“口撃”を行った。ドイツメディア「sport.de」が報じている。
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右SBを主戦場とするラフィーニャは負傷で欠場した4試合を除き、前半戦はほぼコンスタントにブンデスリーガに出場。しかし今年に入ってからは現地時間2月2日の第20節レバークーゼン戦(1-3)に出場したのみで、6試合中5試合はベンチを温めるのみと、出番が巡ってきていない。
こうした状況にラフィーニャは不満を溜めているようで、独紙「ビルト」に対し「このところ、監督の僕への扱いは不当だ」とコメント。「僕は練習で成果を見せている。モチベーションを保つのが難しいよ。練習では良くても、自分には役割が与えられないんだ」と心境を明かした。
コンディションは良いというラフィーニャだが、なぜコバチ監督から起用されなくなったのか自分でも分からず、困惑しているという。
「僕は常に100%の力を出しているし、成果も挙げている。でも彼は僕に任せようとしない。彼が何を考えているか分からない。僕は(ユップ・)ハインケスの下でも、(カルロ・)アンチェロッティの下でも、(ジョゼップ・)グアルディオラの下でもプレーしてきた。何が理由なのか、さっぱり分からない」
リバプールと対戦し、0-0に終わった19日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第1戦では、ドイツ代表FWセルジュ・ニャブリに代わって後半46分に入り、ピッチに立ったのはわずか1分だったラフィーニャ。今季いっぱいでバイエルンとの契約が満了となる同選手はクラブを離れることが決まっており、本人も「監督は、僕が今季終了時に退団することを知っている。もしかしたら、それが理由かもしれない」と話す。
バイエルンは大改革を見据えて動いている最中で、来季はメンバーが若返りを果たすものと見込まれている。すでに33歳となり、来季のスカッドに入らないことが分かっているラフィーニャにとって、定位置奪還は困難なチャレンジとなるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)