英雄カントナ、古巣マンUのスールシャール監督を称賛 「彼はファーガソンの心の息子」

カントナ氏(左)が、今季途中からマンUの指揮を取っているスールシャール暫定監督(右)を称賛している【写真:Getty Images】
カントナ氏(左)が、今季途中からマンUの指揮を取っているスールシャール暫定監督(右)を称賛している【写真:Getty Images】

元仏代表MFカントナ氏、古巣に苦境に危機感も…哲学を知り尽くした監督に言及

 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、元フランス代表MFエリック・カントナ氏が今季途中からチームの指揮を取るオレ・グンナー・スールシャール暫定監督を「彼はアレックス・ファーガソンの心の息子だ」と評し、クラブの哲学を体現できる監督だと称賛した。英国メディア「パディーパワー・ニュース」のインタビューで語っている。

 現役時代にクラブ伝統のエースナンバー「7」を背負ったカントナ氏は「僕の全て」だと語るように、ユナイテッドというクラブに人一倍大きな思い入れを持つ。

 ユナイテッドはファーガソン元監督のラストイヤーとなった2013年を最後にプレミアリーグ優勝から遠ざかり、今季もモウリーニョ監督の下で低迷。昨年12月には成績不振を理由に監督交代が敢行された。27年間チームを率い続けたファーガソン元監督退任後、6年間で5人目の新監督誕生となった。

 これについてカントナ氏は「困難な状況」と言及。さらに「どんなビッグクラブにも困難な時はある」と前置きしたうえで、「いずれ本来の姿が戻ってくるだろうが、何よりも悪いのはクラブのアイデンティティーが失われていることだ」とし、クラブの根幹から揺らぎ始めていることに危機感を募らせている。

 そうした最悪の状況からチームを救っているのがスールシャール監督だという。現役時代からユナイテッドで活躍し、“赤い悪魔”の哲学を知り尽くした人間の監督就任はチームにとって大きな意味があると考えているようだ。

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