PSG会長、ベンゲルのフロント入りを否定 「彼は素晴らしい指導者だ。しかし…」
PSGのスポーツディレクター就任が噂されるベンゲル、クラブ会長が報道に関して言及
かつて名古屋グランパスやアーセナルを指揮したアーセン・ベンゲル氏は、昨夏にアーセナルを退任後フリーの立場が続いている。そんなベンゲル氏がパリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツディレクターになるのではと噂に上がっていたが、今回PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は「アーセンとはとても良い関係を築いている」と語りながらも就任を否定している。仏紙「Le Parisien」のコメントを引用し、英紙「ミラー」が報じた。
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昨夏に22年の長期政権に終止符を打ち、アーセナルの監督を退任したベンゲル氏。退任後、去就に関する報道が度々取り上げられているなかで、ベンゲル氏は引退するつもりはないと述べており、またPSGの上層部と密接な関係を築いていることも公言していた。
そのため、ベンゲル氏は17年からスポーツディレクターを務めるアンテロ・エンリケ氏の代わりに同職に就任すると囁かれており、エンリケ氏がトーマス・トゥヘル監督とフランス代表MFアドリアン・ラビオの件を含めて意見の相違が見られることから可能性が高まっていると伝えられていた。
今回、アル・ケライフィ会長がドバイでベンゲル氏と会談を持ったと報道されたなか、会長自らが口を開き、ベンゲル氏との関係性やエンリケ氏への信頼を明かしている。
「私はアーセンととても良い関係を築いている。私は彼と近い関係を持っているし、彼の事は長い間知っていた。彼は素晴らしい指揮官であり指導者だ。彼はフットボールについて非常にはっきりとした、そして完全な知識を持っている。しかし、私たちにはスポーツディレクターを務めるアンテロ・エンリケがいる。そこに私は大きな自信を持っている。アーセンがこの仕事に就くだろうとメディアが絶えず言っているのを私は聞いている。本当に多すぎるよ。我々の働きを見てほしい。アンテロは非常に良い仕事をしている。彼が我々と一緒に続ける。彼はここに留まるよ」
公の場でベンゲル氏の就任を否定したアル・ケライフィ会長。これによってPSGへの噂は収束に向かうことになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)