英紙が発表した未来のスター候補50人 「驚くほど多彩」と評価されたG大阪の堂安が選出
エデゴー、イ・スンウらとともにノミネート
英地元紙「ガーディアン」が「ネクストジェネレーションズ2015」と題し、1998年生まれを対象にした世界の若手選手50傑を発表。その中にG大阪でプレーするFW堂安律が選出された。15歳でA代表デビューし、「ノルウェーの神童」と称されるレアル・マドリードのFWマルティン・エデゴーや「韓国のメッシ」と称されるバルセロナのFWイ・スンウらと並び、世界からの注目を集める逸材として選出されている。
堂安はG大阪では今年5月のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)FCソウル戦で、クラブ史上2番目の若さとなる16歳344日でトップデビュー。J1第16節の仙台戦では日本代表FW宇佐美貴史の持つクラブ記録を塗り替える、16歳11カ月11日でJリーグデビューを果たしている。
リポートでは「リツ・ドウアンは、日本のニュージェネレーションを代表する選手。日本が初めてワールドカップ本大会の試合を戦った2日後に生まれた。現在はすでに2020年の東京オリンピックを目指しトレーニングしている」と紹介されている。
「この左利きの選手は高度なドリブルスキルや、驚くべきフィジカルの強さに恵まれている。17歳の誕生日を迎える前にACLとJリーグでデビューを果たしたドウアンは、驚くほど多彩。彼はFWの後ろでプレーする3つのポジションをどこでもこなすことができる。しかし、以前はサイドバックでプレーし、U-18日本代表では中盤の低い位置から試合をコントロールする」
他にも、ミランユース出身でモロッコ最年少デビュー記録をもつMFハキム・マストゥール(マラガ)ら、世界的な逸材がノミネート。G大阪が誇る期待のホープが、世界のスター候補生一覧に堂々と名を連ねた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images