本田圭佑、絶妙タッチで今季4アシスト目 豪州紙が称賛「素晴らしいスルーパス」
怪我から復帰後初スタメンで1アシストの本田、試合は数的不利のなかで1-1ドロー
メルボルン・ビクトリーの元日本代表MF本田圭佑は、23日のAリーグ第20節メルボルン・シティ戦に怪我から復帰後初スタメンを飾り、1点ビハインドで迎えた後半5分に絶妙なスルーパスで同点ゴールをアシストした。試合は1-1ドローに終わるも、オーストラリア紙「Illawarra Mercury」は本田のパスを称賛している。
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昨年12月に右足ハムストリングを負傷し離脱した本田は、10日の第18節パース・グローリー戦(1-2)で途中出場して戦列に復帰。前節ウェリントン・フェニックス戦(1-1)も後半途中から出場し、PKで復帰後初ゴールを決めた
同都市のライバルとのダービーで復帰後初スタメンを飾った本田だったが、試合は思わぬ形で劣勢を強いられた。前半15分にメルボルン・Vのドイツ人DFゲオルク・ニーダーマイアーが、ペナルティーエリア内で相手を倒して2枚目の警告を受けて退場処分。そのプレーからPKを献上し、数的不利となったうえに0-1とリードを奪われた。
そのなかで輝きを放ったのが本田だ。後半5分、敵陣でボールを受けた本田は右足でトラップすると同時に素早く反転して左足を振り抜く。最終ライン裏へ抜け出すニュージーランド代表FWコスタ・バルバルセスの前方にスルーパスを送ると、バルバルセスがニアサイドを狙ってシュートを放ち、相手GKの手を弾いてネットを揺らした。
本田は今季4アシスト目をマークし、試合はそのまま1-1で終えている。オーストラリア紙「Illawarra Mercury」は、「本田の素晴らしいスルーパス」と絶賛。1人少ないなかでの同点ゴールを受けて「メルボルン・Vのベンチは歓喜に沸いた」と続けている。
本田は後半32分にピッチから退いたが、先発復帰戦で1アシストの結果を残して存在感を示した形だ。
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