鳥栖FWトーレス、判定に激昂→審判制止にスペイン紙注目 「一直線に向かってきた」
相手に倒されるもファウルを取られてヒートアップ 山本主審に猛然と詰め寄り…
J1サガン鳥栖は、23日の今季リーグ開幕戦で名古屋グランパスに0-4と完敗を喫した。昨季J1得点王の元ブラジル代表FWジョーに2ゴールを奪われるなど守備が崩壊したなか、“5人体制”となった主将の1人である元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが判定に激昂して主審に詰め寄る場面があり、スペインメディアも「レフェリーは彼を止めなければならなかった」と手で制止したことを伝えている。
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2年目を迎えたトーレスは、2トップの一角で先発出場。一触即発の場面は前半12分にやってきた。名古屋に押し込まれた鳥栖は、バックパスをGK大久保択生が前線へ大きく蹴り出す。落下点に入ったトーレスは、名古屋DF中谷進之介と球際で激しく競り合い、バランスを崩して転倒。しかし、山本雄大主審はトーレスのファウルを取り、名古屋ボールを宣告した。
するとヒートアップしたトーレスが、何やら言葉を発しながらもの凄い剣幕で山本主審の元へ。山本主審は向かってくる元スペイン代表FWを左手で制止させたなか、すかさず鳥栖のMF高橋秀人が割って入り、事態は収まった。
もっとも、肝心の試合は後半10分にトーレスがペナルティーエリア右から強烈なシュートを放つも右ポスト直撃でゴールならず。逆に、同18分、32分とジョーに得点を奪われると、その後も2失点を喫し、0-4で黒星スタートとなった。
スペインメディア「AS TV」は、トーレスが激昂したシーンを「レフェリーは彼を止めなければならなかった。なぜなら彼が一直線に向かってきたから。日本でトーレスが激怒」と速報。「レフェリーに対するトーレスの怒り。エル・ニーニョ(神の子)は0-4で敗れた一戦でキャプテンを務めたが、シュートをポストに当て、怒りを募らせた」と伝えている。
次節では元スペイン代表FWダビド・ビジャ、同MFアンドレス・イニエスタ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキを擁するヴィッセル神戸と対戦。巨大戦力を誇る相手に対し、トーレスがどのようにチームを牽引するのか真価が問われる一戦となる。
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