解任危機のチェルシー監督、境遇比較で敵将羨望? ペップ監督は「ラッキーだった」
チェルシー就任1年目のサッリ監督、猶予が与えられたシティのペップ監督に言及
チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は就任1年目ながら成績不振で解任説が浮上している。そうしたなかで自身の境遇と比較したのか、マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は「ラッキーだった」と語っている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
このところの不調が尾を引き、英国内ではチェルシーがサッリ監督を解任し、新たな監督を招聘するのではという噂が再三報じられている。ジネディーヌ・ジダン、フランク・ランパード、ローラン・ブランといった錚々たる顔ぶれが候補として取り沙汰されている。
プレミアリーグでは首位シティと勝ち点15差の6位で、確かにタイトル獲得は絶望的な状況だ。とはいえ、実はここまで43試合で28勝を挙げており、シティ1年目のグアルディオラ監督の勝利数は上回っているのだ。
サッリ監督は十分な猶予が与えられているグアルディオラ監督は幸運だったと指摘している。
「彼(グアルディオラ)はラッキーだった。グアルディオラを監督に選べば、待つ必要がある。なぜなら、グアルディオラは時間を必要とすることは誰もがよく知っているからだ。私の仕事では、必要なのは結果だ。それ以外にはない」
1年目こそ無冠に終わったグアルディオラ監督だが、就任2年目にはブラジル代表GKエデルソンやイングランド代表DFカイル・ウォーカーなど大型補強が叶い、リーグとリーグカップの二冠を成し遂げた。チェルシー1年目でいきなり逆風を浴びているサッリ監督は、クラブから厚い信頼を受けるスペイン人指揮官の境遇を羨ましく思っているのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)