長谷川監督から惜しみない賛辞も、久保は冷静な回答

「前半、風下でボールが落ち着かず、どこかでタメを作らないといけないなか、建英のところでタメが作れ、相手に嫌な攻撃の仕方ができていた。1年経って驚くほど変わった。欧州に行く前の堂安のレベルにある。今後、Jで順調に経験を積んで、ユースの世界大会にも出られれば、すぐ欧州から声がかかるレベルに来ていると思う」

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　久保は監督からの称賛について尋ねられると、「そうやって褒めてもらえるというのは、やっぱり自分で言うよりも他人の評価が一番だと思うので、監督やチームに評価してもらうために自分も練習から頑張っています」と、17歳とは思えないほどの落ち着きで浮かれた様子を一切見せることはなかった。

　2017年にJ1デビューを果たし、昨季途中には横浜F・マリノスへ期限付き移籍するも、出場機会の確保に苦しんでいた久保。FC東京への復帰を果たした今季は、プロの世界で着実に力をつけてきたことを、ピッチ上で証明するシーズンになるかもしれない。

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