イタリアDFにかみついたスアレス。「ピッチ上ではよくあること」と驚きの釈明

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 スアレスは、かつて所属したアヤックスと現所属のリバプールで相手選手にかみつき、出場停止などのペナルティーを受けてきた。イングランドとの1次リーグ第2戦で2得点を決めるなど好調のエースは後半34分、エリア内で衝動的にキエッリーニの肩にかみついたように見えたが、主審はそれに気付かず、ユニホームをめくって“歯形”を示したキエッリーニのアピールも流した。

この衝撃のかみつきの直後に、ウルグアイDFディエゴ•ゴディンがCKを肩甲骨に当てる決勝ゴールを決めていた。もしも主審がきちんと対応していれば、決勝弾は生まれず、スアレスも退場処分必至だっただけに、この蛮行は世界中で物議を醸している。だが、1-0での勝利後、スアレスは悪びれる様子もなく、「ピッチ上では良くあること。大げさにすべきじゃない」と語ったという。

「(勝利で)ものすごくうれしい。厳しい状況だと理解していたが、自分たちの限界までプレーした」と、1次リーグ突破に必要だった強豪相手の1勝を喜んだが、FIFAから出場停止などのペナルティーを課される可能性は極めて高い。

 

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

※ワールドカップ期間中、サッカーマガジンゾーンウェブが記事内で扱うシーンやデータの一部はFIFAワールドカップ?公式動画配信サイト&アプリ『LEGENDS STADIUM』で確認できます。
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